労働生産性が日本では高まっていないと
以前に書きました。
利益をそう取らないので
利益を確保するためには
時間は長時間働かないといけなくなり
社員は疲弊するという結果に。
労働生産性を高める対処法
対処法は
人件費を削減するための機械化や
(付加価値をつけるなどして)販売の単価を上げること。
などが考えられます。
身近な例では
外食ではチャーハンを自動で作ったり、寿司のご飯部分はすしロボットが握る
農業では農薬肥料撒くのはドローンがやる
製造を手作りに固執せず、設備投資してできるだけ機械化する
設備投資は最初だけお金がかかり、人件費のように人がいるかぎり
ずっと要るものではなく、元が取れた以降は会社に利益をもたらしてくれるものです。
日本は、少子高齢化社会なので労働力人口が減っていくことは
今や誰でも知っていることで、そこで多くの人手に頼らない経営を
目指していかねばならない。
設備投資をなぜ抑制したか
中小企業では理解しているのに設備投資を
思い切れないところが多かったのは
なぜでしょうか?
1,そもそもお金がない、財政状態がわるい
2,過剰な設備投資への警戒感
3,日本は2010年代人口減にもかかわらず就業者は10年間で
378万人増えた。特に女性、高齢者の働き手が多くなった。
企業は割安な労働力の投入を進めて、効率化のための
機械化を遅らせた可能性
ということでした。
この間、NHKスペシャルでお隣の国の国営酒造企業に
機械化を請け負った深圳の会社のドキュメントが
あったのですが、3メートルほどのラインに従業員の
おばちゃんが混み混みで30人(!)ほど並んで、流れてきた
酒の瓶に目分量で(!)酒を規定量に入れていた状態を
見て、これって自虐ネタなのでしょうか?体面を重んじる
国でよくこんなの外国のNHKに写させたなと思いました。
日本でもこんなことが行われていたりして。