面接は素の自分を見せる場
~うまくやろうとするから、ドツボにはまる。
キャリアコンサルタントとしての仕事に面接指導というものが
あります。
「学生で就職活動で面接がうまくいかなく悩んでいる」
年端もいかないのにかわいそうに思います。
学校で面接の練習してはダメ出しされ、会社の面接で
落とされて「自分のどこが悪いんだろう」と鬱的になる。
しなくていい落とされる経験に自己肯定感がなくなっていきます。
あなたに合った就職先はある
これだけは言えることは
「あなたに合った会社は絶対ある!」
山口百恵のいい日旅立ちの歌詞の中にも
「ああー日本のどこかにー
私を待っている人がいる♪」
そうなんです。あなたはあなたのままでいい。
面接はプレゼンみたいに一番いいところを見せる場ではない
面接ノウハウ「こうすべき!」ってのが悪。
例えば自分を高スペック(昔、三高という価値観がありました)
と偽って結婚した人が結婚生活長続きするわけないです。
それと同様に優秀な人を装って入社して、仕事のハードル
を上げ過ぎると後で息切れしてしまいます。
大企業は成果はきっちり求めてきますから。
一日の3分の1を過ごす会社で緊張しまくっていたら心身が悲鳴を上げます。
普通の会社は(あまり優秀すぎない)普通の人が欲しかったり
やんちゃな会社はやんちゃな社員が欲しかったり。
学生にもいろんな人がいるように、会社もカラーが多彩です。
学生さんは、「会社は良い人材を求めてるはず」という誤解を解いて
今の未熟な、原石の自分を好きになってもらいましょうよ。
志望する方向、迷う方向を掘り下げ、自分自身の気付きにより就職活動への
モチベーションをアップすることに貢献できます。
労使どっちも無理をしない
会社も(労働条件などで)いいかっこせずありのままで。
学生さんもいいかっこせずありのままで。
これがシンプルで風通しがいい。
みんなが納得して就職できたらいいですね。