コロナ雇用調整助成金
従業員をさせたり時短勤務をさせるときに賃金を補助して
もらえる制度なのですが、
関西に限って言えば今日5月2日現在
相談件数3万6700件
支給決定は400件
およそ1%しか支給決定に至っておりません。
原因は相談窓口を絞っているせい
電話で予約を受け付けて、完全予約制の相談だからです。
それでも予約取る電話はつながらないし、まったく真っ白の
状態で相談窓口に行くのでなく、ほぼ作りこんだ状態で
来てほしいと言われるので、素人にはハードル高しです。
初歩の初歩は何回も聞きにいかなければ書類はできないと
思うので、これは厳しいかと。
4月30日時点で5月21日まで相談予約が詰まっているということでした。
コロナ禍の今こそ冷静に
社労士の側からいうとこの助成金は難易度は難しい方であり
調査に入る数も多いです。
自分でやってみようと言う人を止めたこともありました。
お金問題で頭が一杯になっているのでしょう。
けれどそういう時の判断は大体が悪手です。
失敗した時のことを全く考えていません。
助成金申請:失敗した時のリスク
失敗するとペナルティとして上乗せ額をのせて返還。
企業名の公表(永遠に残り続けるネットタトゥー)
5年間の助成金申請禁止
ですが、、
ワクチンがまだ開発されないコロナが(コロナじゃなくても何かの病気)
この5年またどこかから襲来したときに
もう助成金が使えないというのは
会社の存亡が危ぶまれるのではないでしょうか。
ただ、つぶれそうになっている会社を経費を使わず
全部自分がやるということは否定しません。
今こそ冷静に判断しましょう。
雇用調整助成金お困りの方は当事務所へ。