退職の意志が伝えられない
現代の若者のために
半年?一年くらい前に「退職代行サービス」
なるものが出てきました。
一瞬社労士がすべきサービスだ
と思って焦ったり?し、
これもサービスだなと悔し紛れに
電話一本でできるって○○詐欺か?
と揶揄したりしたのですが。
問題は法的にグレーという点の
ことのようです。
実際のサービスは会社に電話するだけ。
もめたら放置?交渉できないと言う。
会社と交渉(辞めるという電話も?)するのは、
業者がやる場合は「非弁行為」にあたると
いうのです。
対する業者は
「やめたいというのを代わりに
伝えるだけなので、非弁行為でない」
と主張しているようです。
利用者にもペナルティというか
デメリットがあるようで
こじれて裁判になった場合に
勤務先に違法業者を差し向けた、
法に則ってきちんと退職手続きを
しなかったことを責任を問われることに
なるとのことです。
会社を辞めることに対して、
パワハラで対面が無理なら
(辞めるなら損害賠償だ!って
言う社長もいます)
会社宛てに退職届を郵送で
出すという方法もあり、
「退職の仕方」なるものが教わってない
ことも一因にあるそうです。
このベンチャー風のサービスはどうなんだろうと
思っていましたが、いろいろ弊害ってあるものなの
ですね。