大阪府枚方市の社労士事務所 やす社会保険労務士事務所の安中です。
前回は「聴く」態度について書きましたが、
今回は、ではお話をどう引き出すか?です。
ほめる
心の障壁を壊す一番の方法。
それはほめること。
今までの経歴または 今考えていることについて
必ずほめること。
ほめられたことによって、相手に認められたと感じ
「本音を話しても大丈夫」と話をしてもらえます。
誰にでもある承認欲求を満たすこと。
コツは話しはじめにほめること。話の終盤に褒めても
効果が薄いです。
次回があればいいですが、
一回こっきりの話合いになるかもしれないので。
質問形式で、クライアントの今までの経歴、今の仕事内容、
やりがい、周りの状況(職場・家族の状況)
を答えてもらいます。
感情の爆発
話を聴いていると、
クライアントが「私はこう思うんですよ、違いますか?」
など、感情が爆発させることがあるのですが
それを逃さないこと。
それに同意し、気が済むまで話してもらうこと。
腹が立つこと、悲しかったこと、しんどい気持ち
誰かに聞いてもらっただけで「すっとする」
ことありますよね。
反対に、「そんな大したことか?」と答えられると
そんなことで悩む自分はおかしいのかと
孤独感、無力感が募っていくのです。
相談相手に十分認められ、感情を受け止めてもらう
心が安らかな状態になる
これを「心の成仏」と呼ぶと。
この基礎ができていない状態では相談者は
人の意見は受け入れることはできない。
キャリアコンサルタントの勉強をしている
時に習いました。