人生100年時代
日本人の平均寿命が伸び続け、人生100年時代という言葉がよく聞かれるようになりました。
これは今までの年取った→リタイヤ→隠居生活
という画一的な生活スタイルはもう古いということに他なりません。
長い人生自分で自分のキャリアを何回かリデザインしていく必要に迫られているのです。↓
(例)大企業などで行われているリカレント教育
もう一度大学などで学んで第二の人生を送るための知識技能を身に着ける
キャリアコンサルティング
時代の流れが速くなりました。
産業構造はサービス業が多くなり、昔のように製造業(ものづくり)の
現場のように熟練工を終身雇用で囲い込むという業態も減ってきています。
終身雇用は揺らいでいます。これは言い切れます。
時代の流れとして身近には、実店舗ではなくネット商売に切り替える。
保険は人の勧誘でなくてネットで入る。
スマホでも4G5G、、もう6Gの話。
どの商売も未来永劫安泰ということが少なくなっています。
若い世代にアンケートを取ると、今の会社が定年時まで残っている
可能性は35%くらいと答えています。
新しい商売が沢山起業し、ダメな商売は廃業と、出入りが激しくなるんではないか。
ということは、キャリアアップも会社に任せきるのでなく、(どこへいこうとも)自分でキャリアアップをし
ていかないといけない時代になっているということです。
AI化により10年後になくなる仕事が取りざたされています。
ずっと潰れないと思っていた会社が倒産して、放り出された社員は何もなかったら
求職活動に苦労することになります。
5年前に自律型キャリアという概念が公表されました。
職業能力開発促進法(H28年4月1日~)
「労働者は自発的な職業能力の開発及び向上に努める」
この「自分で自らのキャリアは磨いていきましょう」的概念、人事では知っている人が6割、
一般従業員では2割という調査があります。
だから経営陣にキャリアコンサルティングは説明しにくい
今の若者は学校ですでにキャリア教育が行われています。
今の企業には、従業員のキャリアアップを後押しする役目が任されています。
「そんなの、転職されたらどうするのよ」
(会社のいうことを黙ってしたがってやってくれたらいいのよ)
本人のキャリアアップを支援し、副業OKなど働き方の多様性を認める会社は支持されますし、
言われたことだけやってという会社だと、従業員のモチベーションは上がらないです。
(若者が目標や夢を持って人生をデザインしていきましょうというマインドを持って社会人に
なっているのに、会社は、いうことを聞く社畜になってくれればいいからという姿勢では
あまりにミスマッチがひどい。)
夢や目標を持ってやる気が出てくるのは、経営者でも同じことが言えると思います。
少なくとも若者に集まってほしい業界は、うちの会社ではキャリアコンサルティングをやってて
あなたの能力アップと今の仕事へのモチベーションアップを支援しますと言ってほしい。
キャリアアップについて社員自身何も考える必要なし。画一的社員でいいという
昭和の考えの社長さんは一度考えてほしいです。