大阪府枚方市の社労士事務所
やす社会保険労務士事務所の安中です。
前回の続き
著者は問題社員の典型的タイプを
「台本屋」と呼んでいます。
台本屋とは
(本より引用)——————————————
このタイプは入社早い時期からその特徴を現す。
一つは融通性のなさである。
このタイプは人の提案を受け入れない。
人の提案を自分へのやりかたへの侮辱
だとか非難と受け取るからである。
もう一つは
他人を悪いものと決めてかかることである
他人が自分を見下したりするのではないか
と常に心の中で思っているのである。
(周囲から孤立するのも早い)
このような社員の人事履歴を見ると驚く。
問題行動は一度や二度ではないからだ。
脅し、嫌がらせ、威嚇行為。
すでに職場内で暴行をはたらいている場合もある。
それでも解雇されていないのは、
何をするかわからないため
皆解雇するのを恐れているからである。
台本屋はぐずぐずしないで解雇すること。
解雇時期が早ければ早いほどダメージが小さい。
(本引用ここまで)————————————————–
台本屋という著者が名づけた理由は、
自分の筋書き(シナリオ)を思い込んで
その筋書きに反応するところから名づけた
と書いてあります。自滅型の性格とも言っています。
次回は面接で聞いてほしい質問について。(この本から引用)